箱根の温泉の歴史
箱根温泉は神奈川県の箱根町一帯に点在する温泉の総称で、江戸時代には箱根七湯として知られていました。時代を経るにしたがって開湯された温泉が付け加えられ、箱根八湯、箱根十七湯、そして現在では箱根二十湯まで数えることもあります。
江戸時代、天下の険として名高かった箱根の峠越えに沿った温泉街として大いに賑わいました。明治になると、単なる温泉だけでなく観光化、保養地としての活用が始められました。とくに終戦後から小田急電鉄と西武鉄道がそれぞれ路線拡張に力を入れ、関東でも有数の一大観光地となりました。
箱根温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛、関節痛、慢性消化器痛、冷え性などに効能があるといわれています。
さて、箱根温泉のなかの主な温泉街を見てみましょう。
箱根湯本温泉は箱根の玄関口ともいえ、箱根七湯を代表する温泉街です。箱根温泉のなかでももっとも大きな温泉街であり、日帰り入浴や共同浴場も多く設けられているので気軽に利用することができます。
また、強羅温泉は箱根登山鉄道の強羅駅が最寄駅で、明治になって開発が始まった比較的新しい温泉街です。とくに大正時代になると富裕層の別荘地として発展しました。観光地としても整備がよく、企業の保養所や名だたる高級旅館が軒を連ね、また大小さまざまの美術館も楽しむことができます。
このように、箱根温泉は湯質も多彩で観光スポットも数多くあるので、それぞれの楽しみかたをしていきましょう。
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